高輪2020
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中高一貫教育|進学目標を見据えた6ヶ年一貫の継続的な教育を実践●1年次に『作文』の時間を設け、思考力・表現力の向上をめざす。●漢字指導に力を入れ、2年次で日本漢字能力検定3級合格をめざす。●2年次から文語文法、古文の学習に入る。●3年次には高校の科目『国語総合』を履修させ、先取り学習を推進する。●文章を的確に理解し表現する能力を養い、言語文化に対する理解を深め、社会生活・文化創造に欠かせない国語の基礎能力を高める。 [表現]①構成に留意し、主題や論旨が明確になるように表現する。②優れた文章を読んで、自分の表現に役立てる。 [理解]①話や文章の主題・要旨を叙述に即して的確に捉える。②人物・情景・心情などを表現に即して読み味わう。③文章を読んでものの見方・感じ方を広くする。④朗読を通して文章の読解・鑑賞を深める。 [言語事項]①文章・文の組み立てや語句の働き、文語や訓読のきまりを理解する。②辞書を引く習慣を身につけ語彙を豊かにし、常用漢字の読みに慣れ書けるようにする。●1・2年次では全員に『古典』を履修させ、先取り学習を推進する。●2年次では、文・理系、3年次では更に、各生徒の進学志望を考慮し、適切な時間数を配当して、それぞれの学力の充実を図る。中学校高等学校 「国語は全ての教科の基本である」という内容の言葉をよく目にしますが、そこに付け加えたいことがあります。それは、「全ての教科が国語の能力につながる」ということです。国語の力が全ての教科を支えるのと当時に、全ての教科からも国語の力は磨かれるのです。そして、実は各教科との関係にとどまらず、みなさんが生きて経験してきたことも、あなたの国語の能力に繋がっており、また人生経験を支えてきたのです。高輪にはあなたの国語の能力を鍛え続ける、「高輪だけの学校生活」があります。その経験を「自分だけのかけがえのないもの」に変えるのが、そこで磨いた国語の力なのです。国語科国語科主任 木村 崇◎教科指導の重点教科書だけじゃない!多彩な校外学習① 古典芸能(落語など)を鑑賞し、日本の伝統・文化を知ることも大切な経験になります。中学生や高校生が個人ではなかなか観に行くことのないものでも、一度行ってみると、その面白さに気づき、リピーターになる人も?※体験先は、年度によって変わる場合があります。日本の伝統・文化を知る09 TAKANAWA JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL

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