学園生活
ニュージーランド ウェリントン ホームステイ

2025年7月20日から31日まで、本校の海外研修プログラム「ニュージーランド ウェリントン ホームステイ」を実施しました。生徒たちは約2週間にわたり、現地でのホームステイや学校生活を通じて、言語だけでなく文化・価値観の違いを体験し、大きく成長する機会となりました。
到着初日、生徒たちは空港でホストファミリーと合流し、緊張の中にも温かい歓迎を受けて新たな生活をスタート。ランチタイムにはニュージーランドらしいラグビー体験を行い、早速、現地の文化に触れる時間となりました。
現地の小学校では、児童との交流アクティビティが行われ、日本から準備してきた「スーパーソーラン節」を披露。迫力ある演舞で会場を魅了し、交流のきっかけとして大きな役割を果たしました。
プログラム期間中は、マオリの言語や価値観について学ぶ時間も設けられ、ニュージーランドの多様な文化に対する理解を深めるとともに、異文化尊重の姿勢を養う機会となりました。現地のキャンパスでは、ペアを組んだ「バディ」とともにESOL(英語学習)を中心とした授業に参加し、実践的な英語運用力を身につけました。
週末には、ホストファミリーとともにショッピングやハイキングなどを楽しみ、家庭ごとに異なる体験を満喫。週明けの授業ではその体験を英語で発表し合い、語学力の定着を図りました。ある日のESOLでは、お菓子作りにも挑戦。レシピを見ずに自由な発想で進める場面もあり、笑顔の絶えないひとときとなりました。
また、ウェリントン市内の観光では、Mt. Victoriaからの絶景を楽しみ、「BeeHive(蜂の巣)」の愛称で知られる国会議事堂なども訪問。ニュージーランドの自然と政治文化の両方に触れる貴重な体験となりました。
プログラム最終日には、ホストファミリーや現地の先生方とのフェアウェルパーティーが行われ、笑顔と感謝に包まれながら研修の締めくくりを迎えました。
本プログラムを通じて、生徒たちは語学力の向上のみならず、自立心や柔軟な思考力、異文化理解といった多くの力を育みました。この経験が、今後の学びや人生の糧となることを期待しています。