学園生活

早稲田大学による模擬講義(高校1年)

高校1年生は、9日(水)6限に「早稲田大学による模擬講義『経営を工学するってどんなこと? プロフィットデザインの立場から~大野高裕教授」を実施しました。以下は受講した生徒の感想です。

理学と工学の違いについて初めて知った。理学はルールを設定し、そこから法則を発見するもので、工学は理学で裏付けられたものを使って新しく世界の役に立つものを作り出すもので、学部にこのような分野の違があることに驚いた。

「経営を工学する」とは事実を理学的に見て工学的に新しいものを作り出す、という文系に理系を組み込んだような感じで、ただ文理でばっさりと分かれているだけじゃないんだなと思った。

経営の重要な3つの要素は論理構造・不確実性・最適解であり、最適解を出す(上手に経営する)のはとても大変なことだと思った。

経営はカンに頼るのみかと思っていたが、数学ⅠA、ⅡBの知識を複合させた(今の自分では理解が難しいが)数式を持ち出して予測していたので、結構驚いた。気温、イベント、天気、人数などありとあらゆるものが変数になるということを聞いて、この世の全てを数式で表せるような気がして魅力を感じた。

失礼ながら、はじめは私は経営には興味ないから講義中に寝てしまうかと思っていたが、楽しそうに講義する先生の話は、いつまでも聞きたいと思い、始めから終わりまで全部面白かった。